山内園　山内実男

持ち前のアイディアで生まれ変わるあまたの素材。その素晴らしい盆栽だけでなく、来園者のおもてなしも欠かさない心配りも素晴らしい

2022年1月8日

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持ち前のアイディアで生まれ変わる

来園された方をもっと楽しませたいという思いから、園主自らが改装を手掛けている山内園。
2021年頃には完成する予定の園には、現在400坪の棚場に所狭しと盆栽が並んでいる。
手作りを得意とする山内さん。山内さんの器用さと持ち前のアイディアで飾られた盆栽は表情が豊かだ。高低差をつけた見せ方をすることで園全体にメリハリが生まれ、様々な角度から眺めることができる。

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小品から大品まで約1000本

盆栽は五葉松をメインに小品、中品、大品と約1000本取り扱っており、少額の盆栽から1000万円の盆栽まで多くの人のニーズに応えることができる。
樹形では文人樹が多く、細向きで柔らかい形が特徴のものは主流ではあるが正統な樹形の盆栽が多い。他に黒松、真柏、雑木など幅広く盆栽を扱っている。来園した客に喜んでもらえるよう、日々手入れを怠らない。

陶芸の技も持ち合わせる盆栽職人

門から玄関まで続く通路には山内さんご自慢の文人盆栽が並んでいる。ここは左右にズラリと盆栽を並べていく予定だ。中に入ると盆栽を展示する庭へと続くが、こちらも只今製作中である。
そして盆栽を管理する傍ら、陶芸にも力を入れている。なんと窯までも手作りであり、展示会に出品するような鉢を自作の窯で作品として焼き上げるという。休憩室も自作というこだわり方で、山内さんのセンスが光る一部屋となっている。